伊豆山土石流災害に学び、将来の土石流災害に備え、生活再建を円滑化に向けて
7月3日、伊豆山土石流災害に学び、将来の土石流災害に備え、生活再建を円滑化に向けて
伊豆山土石流災害が発災した令和3年から4年が経ちました。昨年2月には、県熱海土木事務所に案内して頂き、現地を自由民主党静岡市議員団で、推移と現況を伺ってきました。
熱海市伊豆山土石流災害においては、発災当初、その機序や責任の解明が先行し、生活再建の支援が後手に回ったことが、未だ記憶に新しいところです。
その際、支援実施が責任認定とみなされる懸念がある旨の弁明がなされ、生活再建への支援が停滞しましたが、後に、そのような規定は存在しないことが判明しています。
そこで、「支援を以て責任帰属を認めるものと推定しない」旨を条例として明瞭にすることが、将来に災害が発生した際の、円滑な生活再建のためには重要であると考えます。
推移と現況、今後の見込みを伺って、上述の明瞭化を迅速に整えることが、被災した方々の経験を活かすことにもなり、将来の災害に備えて地域の人々の困難を事前に軽減することにも繋がるものとの考えを改めて確認しました。
未だ記憶に新しい時期である今だからこそ、規定の明確化を実装すべく、取り組んで参ります。

ここは葵区の杉尾の違法盛り土現場です。今回は昨年に引き続き 2回目の盛り土の撤去が行われているところです。
まだまだこの撤去、完了するまでには半年ほどかかりますが、やはりこのような違法な盛り土がされて、そしてこの下にある住民の民家が危険を及ぶということで、今撤去しているところです。
ただいま、このように雨が降っていますが、土をダンプカーで運び出している、その作業をしているところです。これからも山の中にこのような違法盛り土が発生することのないように、私たちも気をつけてパトロールに当たりたい、そう思ってます。


(写真:静岡市山間部における盛り土及び搬出)
以上、葵区の盛り土の現場から今日はお伝えしました。