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清沢地区で住民調査を実施した自治会連合会長

静岡新聞「この人」 2016年11月29日掲載

清沢地区で住民調査を実施した自治会連合会長

静岡市葵区清沢地区の住民の需要を踏まえ、効果的な地域活動が何かを住民と 考えている。55歳。

―調査の狙いは。 「清沢は自然豊かで住民の絆が強い地域だが、高齢化が進み、住民の将来不安は増している。若年層の流出対策に取り組むためにも、まずは個々の住民の需要を把握しようと調査を行った」

―対象は。 「個々がどう考えているかを知りたかったので、1世帯1枚ではなく、中学生以上の住民全員に依頼した。約千人に配り、回収率は9割を超えた。質問項目 が多かったが、皆最後まで答えてくれてうれしかった」

―結果は。 「若年層は情報発信や移住者受け入れ、高齢者は耕作放棄地対策を求め、年代による需要の違いが表れた。便利な交通手段がないとして、移動支援を必要とする意見はほぼ全ての年代が最重要課題に挙げた。こ の結果を踏まえて、今後、住民でどのような活動ができるかを話し合う」 ―実施した感想は。 「日頃意見を聞く機会が少ない10代の声を聞けたことが良かった。物価に対するほほえましい意見もあったが、山間地の内面をえぐる問題提起にもみえる。次世代を担う子たちも楽しく暮らせる地域づくりは重要。しっかり受け止めたい」

「どの子もわが子」がモットー。